アルバン・ベルク四重奏団の『20世紀の傑作作品集』というアルバムを聴く。
昔、この四重奏団のライヴを広島で観たことがある。その時の私の興味は、彼らが広島平和記念公園内に設置された「広島国際会議場/フェニックス・ホール」で演奏をするということにあった。
「演奏会は夜だから時間はある…彼らはきっと資料館を見て回っただろう…否、集中力が散漫になるので見てないかも知れない」
そうして夜、演奏会が始まった。
演奏はCDで聴くのとはまったく異なり、かなり崩れている! (見たんだな、きっと…)
しかし音そのものは鎮魂の祈りように、深く…優しく…体内へと入り込み、私を慰めてくれた。
…もう解散したそうだが。