笹田満由 / Mitsuyoshi Sasada
凍える火 「労働者たちは、パンよりも詩を必要とする。その生活が詩になることを必要としている」(シモーヌ・ヴェイユ)
閨房
首すじを
やさしく
咬み
滲んだ
血を
ゆっくりと
舐める
この苦みを賞味するのは
神が信じられないから…
病に苦しみながら伯爵は
現人を信じようと励んだ
病 HIV
『閨房詩篇』より
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