夜 三篇

  


 十階


闇が

窓から

呼んでいる


支える

夜も

無いままに


もう止せ

天使よ…

ここからの

誘惑は





 十階



闇を失うと

天使たちには

翼が生えた


だから

翔ぶのだ


夜に

束の間

支えられて





 



今晩

ここに尋ねてきたのは


この

ささやかな慰め

今夜は

闇に翔ぶ


天使たちの

休息日であらん事を







0 件のコメント: